あまり詳しいことが資料として残されていない神さまばかりなので、
ちょっと調べきれなかった部分がありますが、まあネタのメモということで・・・。
興味のある方は追記よりどうぞ~。
ミシャグジ様
諏訪大社の「大祝 おおはふり」という神職の人間に憑いた神。
姿かたちを持たず、人や石などに降りるとされている。
おそらくは付喪神のような存在。
「大祝」となった人物は生き神として祀られ、諏訪の土地から一生出ることを許されない。
オシラ様
東北地方の蚕の神。柳田國男・著「遠野物語」にて語られている。
馬と恋中になった娘に激怒した父親が、馬を殺してその生皮を庭の木に吊るしておいた
ところ、娘はたいそう悲しみ、その皮にくるまって天へと昇ってしまった。
すると、天から白と黒の虫が降り注ぎ、それが蚕となった。
今でも、その地方の巫女と呼ばれる女性が、桑の木の棒を芯にして作った人形を
オシラ様と呼び、毎年きれいな着物を着せ替えて遊ばせるという。
この神を粗末にすると、必ず祟られると言われており、その家の者は絶対に
卵を食べてはいけないとされる。禁を破れば、ひどい場合には死者が出るという。
ちなみに、お雛さまとこけし人形も、このオシラ様の流れをくんでいるとされている。
テンパク様
詳細は不明の古き神。しかし、やたらと祟るらしい。
[3回]
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