ポピュラーな怪物を集めたメモ。
ファンタジー系ゲームのバトラーを作るために残しておいたものです。
が、あまり参考になる機会はなかったという罠wwww
興味のある方は追記よりどうぞ。
メドゥーサ ギリシア神話 種:ゴルゴン 性別:女
青銅のかぎ爪とイノシシのような黄色い牙をもつ。
頭部には、髪の毛の代わりに無数のヘビが生えている。
肌は青銅のうろこで覆われ、手足の代わりに翼やかぎ爪があるという
説もある。
兄妹同士の海神ポルキュスとケトの娘。
紀元前8世紀の詩人ヘシオドスによれば、彼女には
ステンノーとウリュアレーという2人の姉がいたという。
もともとは美女だったが、女神アテナと美しさを競おうとしたため、
彼女の怒りを買い、醜い姿に変えられてしまった。
ポセイドンとの間に、翼のある馬ペガサスと、のちにゲリューオンの父となる
クリューサオールを産んだ。
※ペガサスは、彼女の血液から生まれたという説もある。
ビヒモス 聖書(ヨブ記40・15-24) 種:悪魔 性別:男
象の姿をした悪魔。
ヒマラヤスギがそよぐように尾を動かし、1年間にヨルダン川を流れる水を
飲み干せるほど巨大である。
天地創造の5日目に造られ、エルサレム郊外の砂漠に棲むとされる。
哺乳類の主であり、1日に千の山に相応する量の食糧を食べなければ
生きていけない。
とんでもない怪物を造ってしまったことに気付いた神は、ビヒモスが
繁殖できないよう、唯一の伴侶となりえるリヴァイアサンと
戦い続ける運命を授けた。
リヴァイアサン 聖書(ヨブ記41・1-34) 種:海獣 性別:雄
巨大な海の怪物。
ビヒモスの配偶者だと主張する学者もいる。
リヴァイアサンは、ビヒモスとの間にしか子を作れないため、神は
両親と同じような恐ろしい子孫が生まれてこないように、この両者が
対立し、死ぬまで闘い続けるよう運命づけた。
マンティコア
紀元前200年~紀元200年。
ライオンくらいの大きさの怪物。マンティコラとも呼ばれる。
頭部は人間、胴体はライオン。尾は丈夫な羽がびっしりと生え、サソリの
ように刺したり、または羽を矢のように射ることができる。
口の上下には、それぞれ歯が3列ずつ生えている。
また、コウモリの翼と、うろこ、角を持つという説もある。
起源はインドの民話で、出会った者は皆食べられてしまうと言われていた。
肉ではなく、血を欲しがるという説もある。
スペインの民話では、子供だけを食べる狼男だと言われている。
ハルピュイア ギリシア神話(紀元前2000年~紀元900年) 種:鳥女
上半身は人間の女で、下半身は猛禽の姿をした怪物。
美しい虹の女神イーリスの妹たち。
触った物は全て、永遠にひどい悪臭に侵されてしまうため、彼女たちの顔は
絶え間ない空腹を表すように、いつもやつれて蒼白である。
オーケアノスの娘エレクトラと海神タウマスの子供たちともいわれ、
アエロ(嵐を起こす)、オキュベテ(早く飛べる)の2人という説と、
ポダルゲ(速く走れる)を加えた3人という説もある。
神話においては、他人に残酷だった盲目の預言者ピーネウス(トラキアの
王という説あり)を苦しめるために、神々によって彼のもとへ送り込まれた。
食事時にやってきては、食べ物を盗んで行ってしまうため、
ピーネウスはイアーソンにハルピュイアを追い払ってもらう代わりに、
シュムプレーガデス(黒海の入口の両岸にある大岩。通過する船を
挟み込んで破壊した)を通過する方法を教えた。
ハルピュイアはとてもすばしこく、剣では刺すことができず逃げられてしまうが
金管楽器の音が彼女たちの弱点である。
[7回]
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